夏越の大祓
今年もあっという間に半年が過ぎようとています。
境内のアジサイも色鮮やかに咲いています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
 当宮では6月30日午後3時より恒例の夏越の大祓(茅の輪くぐり)の神事を行ないます。
 この神事は古来より行なわれておりまして、知らず知らずのうちに心、 身体についたあやまちやけがれを人形に託し神社に参拝して、茅の輪をくぐり身を清め7月からの半年間を無病息災で家内安全でありますようにとお祈りする神事です。
 右の写真のように氏名・年齢(数え年)を記入し、身体を撫でられ息を3回吹きかけて神社にご持参されるか、ご郵送されますとお祓い致します。
 尚、神社では当日午後9時まで受け付けております。人形は神社で配布しておりますので、ご連絡いただきますと郵送致します。
 どうぞ、ご参拝され、今年の暑い夏を乗りきりましょう。
水無月の夏越の祓いする人は 
     千歳の命のぶというなり
人形
茅の輪について
 昔、スサノオの尊がある所にお泊りになろうとして、その地の蘇民将来、巨旦将来という兄弟に宿を求められました。  その時、弟の巨旦将来は裕福な身でありながら、宿を拒んだのに対し兄の蘇民将来は貧しい身でありましたが尊をお泊めして接待申し上げました。そして、尊は蘇民将来に「もし、天下に悪疫が流行した際には、茅をもって輪を作り、これを腰につけていれば災難を免れるだろう。」とお教えになりました。その後、その地に悪疫が流行しましたが、教えの通りにした蘇民将来は助かったということです。この故事にならい、大祓の神事で茅の輪を作り、これをくぐるようになったということです。
茅の輪